廃校となっていた小学校が様変わりです。
サッカーJ3・ガイナーレ鳥取が、地域の将来を担う選手を育てる新たな拠点として、鳥取県境港市にアカデミー生の活動施設を開所しました。
11日、行われた「ガイナーレ誠道アカデミー」の開所式。
ガイナーレ鳥取が、企業版ふるさと納税や地元企業などからの支援を受けて、廃校となっていた境港市の旧誠道小学校の校舎を約8600万円で改修し、アカデミー組織の拠点施設としてリニューアルさせました。
SC鳥取 塚野真樹 代表取締役社長
「子供たちの成長と、地域の毎日の生活が密接に絡み合うような施設にしたい」
校舎の1階は、中学・高校のアカデミー生が宿泊できる寮に大変身。
1階には最大で、寮生32人・合宿者29人を収容することできます。
シャワールームなども整備。
グラウンドは、天然芝のサッカー場へと生まれ変わりました。
施設は、災害時の避難施設や、子供たちの体験の場としても活用したいとしています。
SC鳥取 塚野真樹 代表取締役社長
「日本全国で廃校の話が出てき続けるんだと思う。その中のいい例としてそういうものに役立てられるような一つの例になればいい」
ガイナーレ鳥取が描く未来への布石。
施設は5月ごろから利用開始予定で、このアカデミーから、地域に根ざしたスター選手が育っていく日も、そう遠くはないかもしれません。