今後の交渉の鍵は「為替」?

小川キャスター:
為替が焦点になる可能性があるという部分については、どのように見ていますか?
日本総研主席研究員 藻谷さん:
元々円安が行き過ぎているわけです。物価から見た購買力平価ベースだと1ドル100円を切っていなくてはいけないので、144円で円高というのは感覚がおかしいです。
円が高くなって130円となれば、物価が下がり、そして我々の所得が上がっていくので、減税や給付金よりもさらに大きく、特に食費にお金がかかってる僕ら一般庶民を救うことになる。
むしろトランプ氏が円高に誘導するのであればラッキーです。外貨を持ってる人は計算上少し困るというだけで、誰も本当は被害は受けません。
藤森キャスター:
日本は、毅然とした対応で世界と連携しながら受けて立ってほしいです。
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<プロフィール>
藻谷浩介 さん
(株)日本総研 主席研究員
NYコロンビア大学ビジネススクール卒業
※動画内で紹介したアンケートは11日午前8時で終了しました。