国民民主党の玉木代表は、物価高などに対応するため一時的に消費税を5%まで引き下げることを検討するよう、林官房長官に申し入れました。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「物価は高いけれども、景気を悪化するというスタグフレーションに陥る可能性が高いので、機動的な財政政策と金融政策を打ってほしい」

きょう、国民民主党が林官房長官に申し入れた緊急経済対策では、▼「年収の壁」を178万円へ引き上げるほか、▼ガソリン税の暫定税率を今年6月までに廃止することなどを求めています。

さらに玉木氏は、時限的な景気対策として、消費税を一律5%に下げることを申し入れたのに対し、林官房長官は「財政的な対応や補正予算の編成も今は考えていない」と返答したということです。