広島県呉市は、3月末現在の人口が20万人を下回ったと発表しました。

呉市によりますと、住民基本台帳に基づく3月末現在の人口は19万9481人でした。

呉市の人口は、「平成の大合併」をした2005年の3月末は25万6865人でしたが、20年間で5万7000人あまり減少しています。

呉市の新原芳明市長は、「若者や女性にとって、魅力的な雇用の創出や働きやすい環境を整備していくことにより、まちの魅力を高め、若者の転出超過を緩やかなものにしていくことが重要」「子育て世代が安心して子どもを生み育てる環境の整備、障害者や高齢者も含め、誰もが暮らしやすく笑顔あふれるまちづくりを、毎年新たな施策を加えつつ進めている」とコメントしています。

そして、近く「呉市人口戦略対策本部」を設置して、部局横断的な取り組みを全庁をあげて進めていくとしています。