個包装から“チャック付の大袋”にすることでコスト削減

井上キャスター:
さらにイオントップバリュでは、粉末のコーンポタージュを1杯ごとの個包装から、“チャック付の大袋”にすることでコストを削減。1杯あたり約10円お得になっています。

他の商品も▼地域ごとに売れ筋を分析し、工場別に計画的に生産することで効率UP ▼品質価格に応じてレシピや原料をリニューアル ▼海外など現地で直接交渉し直輸入で中間コストを抑えるといったことをしているということです。

世代・トレンド評論家 牛窪恵さん:
メーカーと小売りが一緒に商品開発をすることで様々な発見があるという声があります。ただ本当にギリギリのところまで努力をしているので、この後どうするんだろうと思いますね。

またメーカーとしてはメリットもあって『価格が高止まり』になるんですね。例えば100円のPB(プライベートブランド)がそれより値下がりすることはまずないという点です。PB商品はそういったありがたい側面もあるんです。

昔はどちらかというと、「安かろう悪かろう」みたいなPB商品もありましたが、今は品質の良いものが増えましたね。