物価高が続いていますが、大手スーパーでは「値下げ」の動きも出ています。それを可能にしているのが「プライベートブランド」。安くするための工夫を取材しました。
“PB”値下げ&キープのワケ

井上貴博キャスター:
物価高が続いているなか、各企業があえて“値下げ”をする動きが広がっているようです。
【イオン「トップバリュ」75品目を値下げ】
・あらびきポークウインナー(278円 / 税別)→20円値下げ
・トルコ産さらっとクセがないオリーブオイル(778円 / 税別)→202円値下げなど

各企業は涙ぐましい努力をしています。例えばペットボトルの場合、ペットボトルの形を『円柱から四角柱』にすることで価格がキープできるというのです。

四角柱にすると、箱詰めしたときの隙間を減らすことができ、1ケース(24本入り)のダンボール箱も小型化できるように。結果、10トントラック1台あたり4608本も多く輸送できるようになりました。
イオントップバリュの高橋幹夫 取締役は「お茶関係で毎月何十~何百台もトラックを走らせている。形を変えることで価格を維持できる」といいます。