アメリカのトランプ政権による「相互関税」の第二弾が日本時間のきょう午後1時1分に発動され、日本には24%の関税が課されることになります。加藤財務大臣は「措置の見直しを強く申し入れていくことが基本的なスタンスだ」と話し、報復関税には慎重な姿勢を見せました。
立憲 末松義規 衆院議員
「日本政府は我慢に我慢を重ねて、屈辱的にトランプ大統領の提案を受け入れるのではないかなと考えていますけど、大臣のご認識を伺います」
加藤勝信 財務大臣
「まずは今般の措置は極めて遺憾である旨を米国政府に伝えると共に、措置の見直しを強く申し入れていくことが基本的な私どものスタンスであり、それにあたって、国内において資金繰り支援など、必要な支援にも万全を期していきたい」
加藤財務大臣は「一方的な関税措置を取るべきではない旨を申し入れてきたにもかかわらず、措置が発表され実施されようとしていることは極めて遺憾だ」と話した上で、アメリカの関税措置への対応については「見直しを強く申し入れていくことが基本的なスタンスだ」と話し、報復関税には慎重な考えを示しました。
その上で、「一番大事なことは、いかに日本の国益を守っていくのか、その為にどういう道筋があるのか、個々に尽きると思っている」と話し、あらゆる選択肢を排除せず、対応を検討していく考えを示しています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
