トランプ関税ショックで大幅な値下がりが続いていた日経平均株価ですが、きょうは急反発し、終値として過去4番目の上昇幅を記録しています。東証から中継です。
“パニック売り”から一転、関税見直しへの淡い期待感から、ひとまず落ち着きを取り戻したきょうの株式市場は、97%以上の銘柄が値上がりする全面高の展開となりました。
きのうまでの3日間で4500円以上値を下げた反動から、日経平均株価は取引が始まってすぐに大幅反発。輸出関連株や金融株を中心に買い戻す動きが強く、終値は1876円高い3万3012円となり、過去4番目の上昇幅を記録して取引を終えました。
悲観一色のマーケットに光をさしたのは、この発言でした。
アメリカ ベッセント財務長官
「日本は軍事的、そして経済的にとても重要な同盟国です。日本は交渉に非常に早く名乗りを上げたので優先されるでしょう」
きのう行われた石破総理とトランプ大統領の電話会談を受け、日米協議の担当閣僚に指名されたベッセント財務長官が「日本に優先交渉権がある」と発言。
関税見直しの交渉が進むとの期待が広がったほか、円安方向に戻したことも追い風となりました。
ただ、相互関税は予定通り、あす発動される見通しで、世界経済の減速懸念は依然として高いままです。
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