福島県内にも影響が出そうなアメリカ・トランプ政権による「相互関税」。
相互関税とは、貿易相手国との間で、関税負担が対等になるように同じ水準を課税すること。あくまでアメリカのトランプ大統領の主張ですが、日本はアメリカの輸出品に46%相当の関税をかけているとしています。そこで今回、日本にもその同水準の24%の関税をかけるということです。アメリカに食品や製品を輸出している企業への影響も懸念されます。

福島県内の2023年度のコメ輸出量は約383トン、そのうちアメリカへの輸出量は約152トンと40%近くを占めています。
「アイガモ農法」でコメなどをつくっているボンド&Co.のボンドさん夫妻は、アメリカへの輸出を考えていた矢先のニュースだったということで「(輸出の)ハードルが上がった」と不安をにじませた一方「まだ(輸出を)あきらめたくない」と話していました。
