長崎県壱岐沖で起きた医療用ヘリコプターの事故をめぐり、国の運輸安全委員会の航空事故調査官が8日、佐賀市の運航会社を訪れ調査を始めました。

この事故は6日、福岡和白病院に向かっていた6人乗りのヘリコプターが、長崎県壱岐沖で転覆した状態で見つかり、患者の本石ミツ子さん(86)と付き添いの本石和吉さん(68)、医師の荒川渓さん(34)の3人が死亡したものです。

8日午前、病院から運航を委託されていた佐賀市の「エス・ジー・シー佐賀航空」に国の運輸安全委員会の航空事故調査官2人が到着しました。

運輸安全委員会 奥山克也 航空事故調査官
「本日は運航状況とか整備状況について調査する予定です」
機長の男性(66)は唐津海上保安部の聴き取りに対しフロート呼ばれる浮き具を「手動で出した」と話しているということで、海保や事故調査官が当時の状況を詳しく調べています。














