去年7月に男子800mで1分44秒80の日本記録をマークした落合晃(18、滋賀学園出身)が8日、駒澤大学の入学式に出席した。

かねてより、「まだ世界で800mで日本人が戦えてない中で、メダルを取りたいなっていう気持ちもある」と話している落合。「今年は世界陸上(9月開催)、4年でロサンゼルス五輪(出場)でメダル」と大学4年間での目標を掲げる。

陸上部の練習には3月中旬から参加し、標高1900mのアメリカのアルバカーキで3週間、スタミナ強化を狙い高地合宿を行ってきた。合宿では、23年世界陸上の1500mで金メダル、パリオリンピック™️で銀メダルを獲得したイギリスのジョシュ・カーと出会い、「頑張って、見てるよ」と声を掛けられる嬉しい出来事があった。その時、記念撮影した写真は、今も携帯電話の待ち受けにしているという。

入学式には、滋賀から両親も駆けつけた。父・正志さんと母・幸子さんは「東京世界陸上、ロサンゼルス五輪を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。