制服はひとつの象徴でしかない 持てる力を発揮できる環境づくりを
さまざまな業種で広がる制服の廃止。企業の制服の歴史に詳しい専門家は。
(アール医療専門職大学 幅崎麻紀子教授)
「背景には女性活躍であったりジェンダー平等の動きがあると思う。今どき女性男性と区別して差別的な状況であるならば消費者からそっぽを向かれてしまう。だから、企業の姿勢としてジェンダー平等を推進するのは企業活動などに影響する」

幅崎教授は、多様化が進む中、企業に求められるのは、性別にかかわらず働きやすい職場づくりだと指摘します。

(アール医療専門職大学 幅崎麻紀子教授)
「制服はひとつの象徴でしかないので、これをきっかけにみんなが持てる力を発揮できるような風土や環境づくりが必要でなはないか」

【担当記者は】
今回取材した企業の女性従業員の皆さんも、制服を着ることで会社の顔として働ける喜びも感じていたが、今後は、自身が会社の顔となれるよう、自分らしさを大事にしていきたいと話していた。
※MRTテレビ「Check!」4月7日(月)放送分から