宮崎県内の銀行やデパートでは、この春、「制服」の廃止やカジュアルな服装に移行する動きが相次いでいます。
どのような目的があるのか取材しました。
多様性や自主性を尊重しようと制服を廃止へ
(廣末圭治記者)
「今、県内の企業で進む制服の廃止や服装の自由化。働き方や職場環境はどう変わろうとしているのでしょうか」
宮崎市内にある宮崎銀行の支店。
窓口の方を見てみると、制服の職員と制服以外の服装の職員がいます。

(宮崎銀行東宮崎支店 大田香菜子さん)
「着替える時間の短縮にもなるし、気温などに応じて自分の好きな服を着られるという理由が一番かなと思い、私服に移行した」

宮崎銀行ではこれまで、主に窓口業務を担当する女性職員は、制服の着用が義務付けられていましたが、多様性や自主性を尊重しようと制服を廃止することを決定。
今月から1年間の移行期間に入り、来年4月に完全に廃止することにしています。
