“10万円の懸賞金”立花氏の呼びかけで自宅に2人の男性が…恐怖語る「明確に嫌がらせのため」

立花氏を長年取材し、批判する記事を書いている、選挙ウォッチャーちだい氏。記事をめぐって立花氏側から様々な裁判を起こされてきた。

2020年、ちだい氏がブログに書いた10本で1320円の有料記事。

選挙ウォッチャーちだい氏
「(記事は)10本保証だったのですが、そのうちの1回に、ネタ回と言いますか、楽しませるために書いた記事がありまして」

この1本の記事について、立花氏は購読料をだまし取られたとしてYouTubeでこう呼びかけた。

立花孝志氏
「選挙ウォッチャーを名乗っている『ちだい』というのは、もう明らかに逃亡を企ててます。おそらく、自宅にいるとは思うんですが、ちょっと彼を見つけたらカメラを構えて、立花さんが言っている詐欺罪についてどう思いますかと、ちょっと映像を撮ってほしい。この映像を撮っていただいた方には、少なくとも10万円。現金で振り込みさせていただきます」

その日のうちに、ちだい氏の自宅付近に2人の男性が現れた。自家用車に乗っていたちだい氏を見つけ、2人は立花氏と電話をつなぎながらスマホで撮影し続けた。

ちだい氏
「何の用ですか」

ちだい氏の自宅に来た男性
「立花さんからお話聞いたが、詐欺の容疑で?」

ちだい氏
「詐欺じゃないです」

ちだい氏の自宅に来た男性
「詐欺じゃない?」

ちだい氏
「詐欺じゃないですよ」

ちだい氏の自宅に来た男性
「いま立花さんと電話つながってますけど、よければ、電話していただけないですか」

ちだい氏
「あっじゃあ警察をいま呼びましたので。警察と一緒に話しましょう」

電話口の立花孝志氏
「じゃあ、警察来るまで待ちましょうか」

ちだい氏
「僕の家まで、10万円の懸賞金で来たのですか」

電話口の立花孝志氏
「そうですって。はい」

ちだい氏はこのときの恐怖をこう話す。

選挙ウォッチャーちだい氏
「これは明確に、嫌がらせのためにやっているわけですから、それはやはり恐怖ですし、対処のしようが難しい。私の家族や、あるいは近所に住む方。そういった方も、やはり怖い思いをするんです。

これは奥谷さんとか、他の県議の方もそうですが、家をさらして、ここの家に攻撃するんですよというメッセージ、あるいは住所も平気でさらしていきます。これも厄介なことですね」