「僕の名誉棄損罪やってるんですよ!」ライブ配信中に現れた立花氏…「言葉として表現できない恐ろしさ」

大阪市内の事務所からYouTube配信を続ける、元アナウンサーの子守康範氏。

子守康範 氏
「その攻撃力、爆破力たるや、普通の人の精神を破壊し、場合によっては命を落とすというところまで確実に行くだろうと」

兵庫県の公益通報の問題を発信し続けてきた。その中で触れたのが、立花孝志氏の選挙についての過去の発言だ。

立花孝志 氏(2022年 YouTube対談で)
「言い方はっきり言うけど、バカな人達をどうやってうまく利用するか」「この国の国民って、政治の問題、ウクライナの戦争の問題とかよりも、芸能人の下ネタのが好きなのよ」「そこに首突っ込むしかないのよ。この人たちに票をもらわなきゃいけない」

子守氏は、この発言を紹介し…

子守康範 氏
「ああ、なるほどね、と。だから下ネタ好きなんやと。下ネタ好きな人に、下ネタの撒き餌をしてはんのやわと。そこはもう、なんかすごくつながってきますよね」

この日の配信に、立花氏は…

立花孝志 氏(立花氏のYouTubeライブより)
「こいつ、ほんまとんでもないね、こいつ。でたらめばっか言って。みんなこいつの、ここ行ってさ、コメントいっぱい書いてきてよ」

それだけでは済まなかった。配信が終わりにさしかかった頃――

立花氏「ここで聞いてていい?」
子守氏「聞いていただくのは結構ですが」
立花氏「話しようよ。人の名前使ってやってるんやから。嫌なん?」
子守氏「嫌です」
立花氏「嫌なん?じゃここでやるわ、この人はこんな感じや。警察呼ぶで」

このとき、立花氏もライブ配信をしていた。

立花孝志 氏(立花氏のYouTubeライブより)
「ちょっと110番してもらっていいですか?この人に嘘つかれてるんで、こうやって逃げるんですよ。僕の名誉棄損罪やってるんですよ今!」
「迷惑なん、ここの人やからね!覚えといて、おばちゃん。確かに大きな声、迷惑やな。そやけど、迷惑なことしてんの、てんこもりスタジオの子守とかいう」

兵庫県知事選に出ていた立花氏。1時間以上、“嘘をばらまくのは公職選挙法違反“と主張し続けた。

子守康範 氏
「その段階で、ネット上ではいわゆる炎上しているわけですね。立花さんと話をしろと、出てこいと、もうびっくりするほど長い書き込みが続くわけです。外では騒いでいる、警察も来ている、スマホで見たら、私を批判するコメントがずっと続くわけです。

元アナウンサーとして非常に忸怩たる部分ですけれども、言葉として表現できない恐ろしさなんですよ。頭というよりも、お腹の辺りがゾワゾワするような攻撃が、間断なく続くっていうことですね」

翌日、立花氏は街頭演説と言って、百条委の奥谷元委員長の自宅兼事務所に向かった。

子守康範 氏
「要はフラグを立てられる、旗を立てられたらもうおしまいなんですね、ある意味。だから、みんなおとなしくするんだと思うんです。それはもうよくわかります。旗立てられたら困りますもん。経済的損失があることもわかるわけだし、家族が分断されることもわかっているので、だからみんな、カメのように首をすくめるしかないんですよ」

――そうやって人を黙らせているっていう?
子守康範 氏

「そこです。一般の人がそこに乗っかってくることで簡単に人は死にますよ、と。そんな世の中でいいんですか?っていう話を私はしたいですし、し続けているつもりです」