ウクライナでは4日、ゼレンスキー大統領の出身地にロシア軍のミサイル攻撃があり、子ども6人を含む14人が死亡しました。

ゼレンスキー大統領によりますと、ロシア軍が4日、ウクライナ中部の都市クリヴィー・リフをミサイルなどで攻撃しました。

ミサイルは住宅街を直撃したため大規模な火災が発生するなどし、子ども6人を含む14人が死亡、50人以上がけがをしたとのことです。

一方、ロシア国防省は、この攻撃について部隊の会合を狙ったもので、ウクライナ軍や西側諸国の関係者85人が死亡したと主張しました。

今回の攻撃を受けて、ゼレンスキー大統領は「(ロシアとの)外交は意味がない」と話し、「ロシアが戦争のみを望んでいることを証明している」と非難しました。