自動音声の電話には「でない」「かけ直さない」

山内あゆキャスター:
私は自宅にもかかってきたことがありますし、「ひるおび」のスタンバイ中には、携帯電話に知らない番号から留守電が入っていました。

自動音声で「怪しい」と思いましたが、自動音声は微妙に聞きづらいので、だからこそ(ガイダンスに従って)番号を押してしまいたくなる気持ちはわかりますね。

日比キャスター:
留守電に残っていて、かけ直してしまうのは危険ですよね。

元神奈川県警 捜査一課長 鳴海達之さん:
かけ直してはいけませんし、もちろん、自分の知らない番号だったら絶対に出てはいけません。

基本的には、自分が登録してある番号“以外”の番号が表示されたら、それはもう出ないのが一番いいと思います。

日比キャスター:
なぜ今、自動音声による詐欺とみられる電話が増えているのでしょうか?

元神奈川県警 捜査一課長 鳴海達之さん:
ニュースや新聞などの報道によって「こういった手口がある」ということがわかっているので、詐欺をする側も「自動音声のガイダンスなら指示通りにみんな押してくれるだろう」と、新たなことを考えているのだと思います。

「遺失物センターから自動音声で案内することはない」警視庁は注意呼びかけ

日比キャスター:
警視庁は「警視庁の遺失物センターから電話する際は、自動音声で案内することはありません」と注意を呼びかけています。

そして、もし不審な電話を受けたら警察の相談専用電話「#9110」へ連絡をお願いします。