6日から春の全国交通安全運動が始まるのを前に、山口市で出発式がありました。

出発式には山口県警や交通ボランティアなど約150人が参加しました。はじめに交通安全山口県対策協議会会長の村岡知事が「思いやりと譲り合いの心で交通安全県やまぐちを実現しましょう」とあいさつしました。今回の交通安全運動は歩行者の安全確保や高齢者の事故防止など4つが重点項目として掲げられています。

山口県警によりますと去年、県内では前の年から16人多い51人が交通事故で死亡し、そのうち38人が高齢者でした。

春の全国交通安全運動は6日から今月15日までで、山口県警は通勤通学の時間帯の街頭での活動や、取り締まりなどを強化することにしています。