わらの舟に乗せたひな人形を川に浮かべる「流し雛」が山口県萩市でありました。

萩市には、旧暦の3月3日にひな祭りを祝う風習があります。

市街地を流れる藍場川で子どもたちが折り紙のひな人形を乗せたわらの舟を次々と流します。

新・中学1年生
「中学校でも頑張れるように願って流しました」

舟には桜や菜の花など季節の花も添えられています。

ひな人形はコイの泳ぐ藍場川をゆっくりと流れていきました。市内の住宅で飾られていたひな人形も流されたくさんの親子連れが楽しんでいました。

流した人は
「子どもが元気にすくすくと育つようにと願いを込めながら流しました」

流した人は
「子どもたちのこれから健康に育ってほしいなというので流しました」

江戸時代に水路として造られた藍場川は「疎水百選」にも選ばれていて観光の名所となっています。

約150体のひな人形が流され子どもの健やかな成長と無病息災を願っていました。