東北芸術工科大学の入学式がきょう行われ、多くの若者が夢と希望を胸に新たな一歩を踏み出しました。
東北芸術工科大学は1992年に開学し、今回で33回目の入学式となりました。

式の中で中山ダイスケ学長が640人の新入生に表現者になるためのコツを伝えました。

東北芸術工科大学・中山ダイスケ学長「あなたの悲しみは未来でしか癒せません。そのあなたの悲しみを色に変え悔しさを表現で塗りつぶし、あなたの心の涙を絵具に変えてほしい」

つづいて沖縄・石垣島出身の金城凛さんが新入生代表の言葉を述べました。
新入生代表「沖縄と東北、南と北という大きな違いはありますが、文化や自然を大切に思う人の思いは共通しているのではないでしょうか。地域の伝統や風土を感じながら自らの作品にどう反映させるかを考えることは私たちにとって大きな学びとなるでしょう」
