宮崎県日之影町では、町のにぎわい創出の拠点施設に、地域活性化事業などを手がける日南市の企業が新たに事務所を設置することになり、3日、開所式がありました。

日之影町に事務所を設置するのは、宿泊事業や地域活性化事業などを展開する日南市の企業「ことろど」で、3日は開所式が行われました。

日之影町では町の中央研修館を改修し、今年1月ににぎわい創出の拠点施設、コミュニティセンターとしてリニューアルオープン。

「ことろど」はコミュニティセンターの企業向け貸しテナントに事務所を構えるもので、日之影町に新たな企業が進出するのはおよそ2年ぶりとなります。

(日之影町 佐藤 貢 町長)
「日之影町が活性化していくことにつながることに期待している」

「ことろど」の日之影町の事務所では、最大3年間の有期雇用である「地域おこし協力隊」の全国の隊員とオンラインで面談し、セカンドキャリアの支援に取り組むことにしています。

(ことろど日之影町オフィス 重信 誠 拠点長)
「われわれが移住・定住や雇用促進の一助になれるように、事業を推進していけたらと思う」

「ことろど」によりますと、地域おこし協力隊に特化した人材紹介サービスや副業紹介サービスは国内でも珍しいということです。