メンバーは、島根や東京、鹿児島などから集まった18歳から26歳までの13人です。

野球用具を入れるバッグや帽子はまだバラバラですが、チーム名がデザインされたおそろいの練習着を身につけ、ノックやバッティング練習に汗を流しました。

人口減少が進み高齢化率が45パーセント近くの川本町に設立されたのが島根フィルティーズ。その狙いは女子野球を通じての交流人口や定住人口の増加です。

2019年、町唯一の公立高校・島根中央高校に女子硬式野球部が創部され、女子野球が盛んとなった川本町。
しかし、高校卒業後は進学や就職のため町を離れてしまう選手がほとんどです。その現状に変化を起こし、選手たちの受け皿なればと町が主体となって設立しました。