■内規では「2人で潜水」
県によりますと、水産研究所の内規では潜水調査を2人で行うこととしていますが、この日は1人で潜り、もう1人は海岸で監視するという方法をとっていました。
県によりますと、内規はあるものの、潜水夫の都合により今回のような体制で潜水調査を行うことはあったということです。

男性が使用していた器具に不具合がなかったかや死因については現在、酒田海上保安部が詳しく調べています。
県水産研究所の職員が死亡したのは1919年に漁労指導船事務所として発足して以来、はじめてです。
県は、「事故の原因を究明し、内規の見直しを含めて再発防止に努める」としています。