物価高の中、大手スーパーでは、手頃感のあるプライベートブランドの開発が進んでいます。一方で「安さ」で勝負せずに、売り上げを大きく伸ばしているスーパーがあります。高くても売れるワケとは?

大手スーパー各社は「コスパ」勝負

記者
「こちらのチーズカレーとハンバーグのワンプレート、1つ321円です。さらにデザートや飲み物を足しても、500円以内で収まるんです」

コスパの良さが魅力のプライベートブランド。イオンでは2日から321円のパスタとハンバーグのセットなどの冷凍ワンプレートを発売します。

イオントップバリュ株式会社 森常之 取締役副社長
「過去最多75品目の値下げを実施したい」

9日からはマヨネーズやウインナーなどのプライベートブランド75品目を、10円~200円ほど値下げするということです。

お客さん
「安いと思います。1品だけじゃだけじゃなくて2、3品入ってるので、だいぶお得だと思います」

大手各社が勝負するのは“お手頃感”。目玉の一つが餃子です。キャベツの端材や餃子の余ってしまった皮を活用することで、一般的な商品よりも1~2割安く販売できるといいます。

一方、お値段以外で勝負するスーパーがあるんです。