ミュージシャンでありレギュラー番組8本を抱える人気司会者としても活躍する所ジョージが3月30日放送の「日曜日の初耳学」の看板企画<インタビュアー林修>に出演。林修を聞き役に、仕事のスタンスや家族との時間への思い、テレビ界の現状までじっくり語った。中でも“妻を大切にする理由”にはSNSで「泣いた」「素敵すぎる」の声が上がるなど、共感の声が続々と寄せられた。

「キーワード一つでどこまでも広がっていく」

1976年、ダウンタウンブギウギバンドで人気絶頂だった宇崎竜童の付き人のような形で芸能活動をスタートし、22歳の時に「ギャンブル協奏曲」でメジャーデビュー。「オールナイトニッポン」のメインパーソナリティーに抜擢されたり、第1回「新語 流行語大賞」大衆賞を受賞したりと、非凡なセンスで当初から異彩を放ってきた。

ミュージシャンとしても大活躍。昨年は、新浜レオンに提供した楽曲「全てあげよう」が「日本レコード大賞」作曲賞を獲得した。番組でも、自身のスタイルについて「僕のステージは面白いですよ。皆さんと一丸になりたくないんだから」「自分の歌でそのドラマを見たい。先行型なんですよ僕は。先行型作曲家だから」と説明。林の何気ない一言を捉え、「“できるんですか?”って言ってるじゃないですか。そのタタタンタタタっていうメロがあるじゃない」と、あっという間に“できるんですかの歌”、“インタビュアー林修の歌”、“林先生の歌”も即興で歌いだし、非凡ぶりの一端を覗かせた。

そんなインタビューを別スタジオで見守った新浜が「『全てあげよう』も、もともと木梨憲武さんが、レオンくん西城秀樹さん好きだから、秀樹さん風の曲を作ってよって所さんに言ってくださって。キーワード一つでどこまでも広がっていくのが所さんなんです」と証言し、スタジオレギュラー陣を驚かせる一幕もあった。