新潟県佐渡市で解体やはつりを主に手掛けていた『藤田建設興業』が、3月6日に新潟地裁佐渡支部へ自己破産を申請し、24日に破産手続き開始の決定を受けていたことがわかりました。
負債は4300万円とみられています。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、1970年に創業した『藤田建設興業』は、佐渡市内を営業エリアとして、斫り(はつり)や解体工事のほか木造建築工事も手がけていた模様です。
住宅・建造物・プラント等の解体を得意とし、自身を元請けにした工事のほか大手建設業者の下請けも手がけていました。
しかし、2017年12月期には約1億2300万円を計上していた年売上高も次第に縮小。2023年12月期は約1400万円にまで落ち込み、2024年11月からは事業を停止していました。