今年度の新入社員は挫折経験が少なく安定志向の学生が多いといわれています。産労総合研究所はことしの新入社員を「変化を呼び込む!新紙幣タイプ」と表現しました。デジタルに強く多様性を受け入れる世代です。仕事に対する意識などを聞きました。

4月1日新年度を迎え、多くの企業が新入社員を迎え入れました。今年度の新入社員の多くは高校2年の終わりごろから新型コロナが感染拡大し、大学3年でようやく5類に移行した、高校から大学まで新型コロナの影響が直撃、翻弄された世代です。
その年の新入社員の特徴について毎年発表している産労総合研究所はことしの新入社員を「変化を呼び込む!新紙幣タイプ」と表現。
新紙幣には偽造防止技術ユニバーサルデザインなど最新技術が盛り込まれていますが、ことしの新入社員はデジタルに強く多様性を受け入れる世代です。基本的な能力の高さが評価されている一方で、挫折経験が少なく安定志向の学生が多いということです。
1日、新たな一歩を踏み出す新社会人に入社の決め手を聞きました。
金融業
「数字を扱った仕事がやりたいなという気持ちがあったので選びました。自分が1番がやりたいことを中心に考えた」
小売業
「趣味を充実させたいので、休日のとりやすさとか、ステップアップが若いうちからできるというので選びました」