枕木の劣化で乗り心地が悪くなる…

3月19日、地鉄の現状を知るため午後0時50分、電鉄富山発立山駅行きの電車に乗りました。

地鉄の電車は基本的に運転士が1人で運転しています。

記者
「揺れがすごいですね」

富山地方鉄道鉄軌道部 住田直磯 営業課長代理
「でしょ。でしょうと私が言っちゃダメなんですねど。本当は私が言っちゃだめなんですけど…すごいんです」

決して乗り心地が良いとは言えない車内。その要因のひとつとなっているのが、線路の下でレールを支える「枕木」の老朽化です。

富山地方鉄道鉄軌道部 住田直磯 営業課長代理
「横に入っているあちらが枕木で、線路を安定させるため、支えるためのもの」

記者
「ないと困りますか?」

富山地方鉄道鉄軌道部 住田直磯 営業課長代理
「なかったら多分、レールが動いてしまうので、運転できないですよね。枕木が古くなってくると、乗り心地はどんどん悪くなってくると思いますので」