県内の民間企業では1日、入社式が行われ新社会人が新たなスタートを切りました。

合併以来、最も多い118人の新入行員を迎えた十八親和銀行。8割ほどが県内の出身者です。
山川頭取はあいさつに先立ち、元行員の着服事案が相次いだことに言及しました。
十八親和銀行・山川信彦頭取「希望を胸にこれから働こうと、そういった会社でこうした事態になったことに対しまして、心からお詫び申し上げます」

山川頭取は、謝罪したうえで信頼される行員になってほしいとエールを送りました。
山川頭取「(仕事の)中に意味を見出してとことん追究していく、探究していく。そういった姿勢はその後の自分の銀行員生活にとても大切なことだと思います」

新入行員代表・田中玲樹さん「素直な心とチャレンジ意欲を持ち、地域経済発展のために貢献できるよう努力していきます」

新入行員たちはあすから4週間の研修に臨んだあとそれぞれの配属先で仕事をスタートさせます。

不動技研グループ・濵本浩邦代表「きみはどうする?新入社員の皆さん入社おめでとうございます!」

設計や開発などの事業を行う不動技研グループには、今年15人が仲間入りしました。

新入社員・渋谷怜史さん「実績の部分でも人格の部分でもしっかり評価される人材になっていきたい」

新入社員・椛島有梨さん「自動車の開発を行い、人の命にもかかわる業務になってくるので真剣に業務に取り組んでいきたいと思っています」
グループ合同で1週間の研修を行ったあとさっそく現場での仕事が始まります。
希望と不安を胸に新社会人としての1歩を踏み出しました。