黒酢の産地、霧島市福山町できょう4月1日、黒酢の春の仕込みが始まりました。
小雨の中、霧島市福山町の坂元醸造で始まった春の仕込み。今年は、福山町でつくられる酢が「黒酢」と名づけられて50年になるといいます。
壺畑では200年以上前の江戸時代から受け継がれる製法で黒酢を作っています。職人たちが壺の中に「振り麹」と呼ばれる方法で、蒸した米、地下水、米麹を入れて仕込みました。1年以上かけて熟成させると、まろやかな黒酢ができあがるということです。
(坂元醸造 原野洋和醸造技師)「200年以上続く伝統の製法を守りながら、機能性の高い黒酢づくりをチャレンジしていきたい」
黒酢の春の仕込みは、6月いっぱいまで続きます。