9月、静岡県で通園バスに置き去りにされた園児が死亡した事件。
緊急点検の結果、山梨県内では全ての施設で運転手以外に職員が同乗していたものの、送迎のマニュアルがある保育所は14%ほどだった事がわかりました。
この緊急点検は今年9月、静岡県で通園バスに置き去りにされた園児が死亡した事件を受けて全国一斉に行われ、県内ではバスを持っている保育所や幼稚園など94施設が対象となりました。

その結果、全ての施設で運転手以外に職員がバスに同乗していました。また人数や名前の確認といった安全管理も概ね実施されていました。

一方でマニュアルを策定している保育所は14.3%、幼稚園は34.6%などとなりました。

なお、来年4月からバスにセンサーなどの安全装置の設置が義務化されますが、県内ですでに実施している施設はありませんでした。
