島の人の命を守るため、時には我を顧みないまもる君。こうした活躍が実を結び、来年度から高校2年生の英語の教科書にまもる君の掲載が決定しています!
そこには著者の熱い思いがありました。
大阪城南女子短期大学 菅正隆(かん まさたか)学長
「見過ごされがちなものが、街と一体になって人の安全・安心を守っている警察官と同じような役目をしていると。これほど住民一体型の像は全国にもないので、どうしてもこれを全国の子供たちに伝えたい」
そう話すのは、大阪城南女子短期大学で学長を務める菅正隆(かん まさたか)さん。15年前、離島の遠隔教育の視察で宮古島を訪れたのが出会いでした。
大阪城南女子短期大学 菅正隆さん
「(初めて見たときは)非常にびっくりしました。でも今は愛らしくて、それぞれの顔があって、それぞれに気持ちが込められている感じがして、すごく癒されます」
全国デビューが予定されているまもる君。キーホルダーやお菓子などさまざまなグッズも販売されていて、多くの人の心を掴み、島の経済発展にも貢献しています。

リアルまもる君
「僕が立番勤務している場所は交通量が多い危険な場所となっています。僕が立っている交差点では、十分気を付けて交通安全でお願いします。それから宮古島を訪れるみなさん、宮古島観光のお土産のひとつにぜひ交通安全をお願いします」
宮古島を訪ねると、雨にも負けず風にも負けず、365日職務を全うし島の人の安全を見守り続ける警察官の姿がありました。