奄美大島で31日、海水浴シーズンの到来を告げる海開きが行われました。真冬並みの寒さとなりましたが、マリンレジャーを楽しむ観光客の姿も見られました。

奄美市笠利町では毎年、旧暦の3月3日の桃の節句にあわせて、海開きが行われています。

午前10時ごろの気温は真冬並みの14度でしたが、水温は17.3度と気温より高く、観光客が早速、マリンレジャーを楽しんでいました。

また奄美地方では、初節句を迎えた赤ちゃんの足を海に浸すと健康になるという言い伝えがあり、15組の親子が海に入って赤ちゃんの健やかな成長を祈りました。

(親子)「泣きました。しっかりと」

(親子)「これからすくすく健康に育って欲しいなと思って」

奄美地方では来月上旬にかけて平年並みの気温が予想されていて、本格的なマリンレジャーのシーズンが始まりそうです。