地域産業の振興に貢献した企業などを支援する宮崎銀行ふるさと振興助成事業の助成先に、鹿児島・宮崎のあわせて9つの企業や団体などが選ばれました。

「宮崎銀行ふるさと振興助成事業」は、地域産業の振興に貢献している企業などを支援するものです。

今年度は、鹿児島と宮崎の9つの企業や団体などにあわせて450万円が贈られました。

このうち鹿児島からは、いずれも「地方創生(県産品・地域振興・文化芸術)部門」に、鹿屋市で地元の新鮮な生乳を使った国産チーズをつくる「kotobuki cheese」と、薩摩川内市で豊富な地下水を使ったウナギ養殖とトラウトサーモンの養殖などにも取り組む「薩摩川内鰻」の2社が選ばれました。

(kotobuki cheese 有馬章太専務)「鹿屋生まれの国産チーズを「おいしいよね」と1人でも言ってもらえるよう頑張りたい」

(薩摩川内鰻 村上哲也専務)「薩摩川内市でトラウトサーモン(の養殖)という形で雇用を生み、事業を拡大して全国に出荷できればと思う」

この事業で助成を受けた企業や団体などの数はこれで380件で、助成の総額はおよそ3億3000万円となっています。