全国的なコメ不足が続く中、熊本県天草地方の水田では早期米の田植えが始まりました。

早期米の田植えが始まったのは、天草市河浦町の水田で、生産組合の人たちがコシヒカリの苗を植え付けています。

植え付けた苗は、2月下旬に種まきをしてビニールハウスの中で約1か月間育てました。

今年は気温が高く苗の成長に適した気候が続いたということです。

全国でコメ不足やコメの高騰が続いていますが、この地域では生産者不足などが原因で新たに作付面積を増やせず、この農事組合では4月上旬までに約24ヘクタールに苗を植える予定です。

早期米は、普通米よりも田植えが2か月ほど早いため、早いところでは7月下旬にも稲刈りが始まります。