来月から電気料金↑ 飲食店は悲鳴
政府が物価高対策として続けてきた電気代の補助金は3月で終了。さらに、再生可能エネルギーの普及のため電気料金に上乗せして徴収している「再エネ賦課金」が4月から引き上げられます。
東京電力の場合、平均的な家庭では4月使用分は436円増えて9031円になる見通しです。
こちらの店では、食品ロスを減らすことで、この物価高を乗り切ろうとしています。
高橋店長
「食品ロスにならないように、数量限定にして、出来るだけ材料も控えめに、過剰に仕入れないようにしています。マグロのロスが一番高いので」
石破総理 “物価高対策”発言で謝罪

3月25日、石破総理は新年度予算案の成立後に“強力な物価高対策”を打ち出す考えを公明党に伝えました。しかし、予算案は今まさに参議院で審議中。野党からは…
立憲民主党 辻元清美議員
「いま審議している予算は強力ではなく無力なのかと。予算委員会の最中に提案して予算修正などすればいいじゃないかと」
石破総理
「私として、この予算が最善のものであると思うからこそ審議をお願いし、こうして議論をさせていただいておるものです」
さらに総理が新人議員に渡した商品券を引き合いに…

立憲民主党 辻元議員
「私ね、10万円の商品券を配ったからね、強力な物価対策、お米券でも配るのかなと思いましたよ」
石破総理
「国民に混乱を招いた、そういうことがありとせば、あるのだというのが今の議員のご指摘ですが、そうであればそれは申し訳ないことでございました。申し訳ありません」
石破総理は「新たな予算措置を打ち出すことではない」と釈明し陳謝しました。しかし、星さんは・・・

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん
「政治の世界によくある本音と建前のことで、本音からすると予算が4月早々には通りますので、その後には新たな経済対策・景気対策に着手するというのは実際に動いていまして。さらに本音としては、夏に参議院選挙がありますので、少しでも自民党にプラスな風が吹くような対策にしたいというのが本音中の本音だと思いますね」
星さんによると、検討されているのは物価高対策や就職氷河期世代に対する支援などで、最終的には10兆円を超える事業規模になるのではといいます。