<京都成章vs長崎北陽台>チームの完成度の高さを披露
京都勢のもう1校、近畿大会で強豪校を次々と打ち破り決勝進出を果たした京都成章(京都)は、九州のブロック大会を制した長崎北陽台(長崎)と対戦しました。
今シーズン好調の両チームの対決。接戦が予想されましたが、前半から京都成章が試合運びの上手さを見せつけてペースを握ります。開始6分、自陣深くから鮮やかなカウンター攻撃を仕掛けCTB森岡悠良選手が先制のトライを奪うと、10分にはグラウンドを広く使ったスピーディーな攻撃からWTB尾関仁選手がトライ。この後さらに1トライを加え、前半だけで17対0と大きくリードを奪います。
後半に入っても、京都成章の勢いは止まりません。後半4分にPR辻子倫太朗選手が、あたりの強さと縦への推進力を見せて、タックルを引きずりながら後半最初のトライを奪うと、10分には、途中出場の米本啓太朗選手が、密集サイドを素早くついて追加点となるトライ。終わってみれば41対12。チームとしての完成度の高さを披露した京都成章が、1回戦の目黒学院(東京)に続き、強豪校をなぎ倒して準々決勝進出です。














