亡くなった弟と祖母に胸を張れる生き方を

東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた女川町。海から1.5キロほどの所にあった崎村さんの自宅も流されました。崎村さんは勤務先にいて避難できたものの、自宅にいた大学生の弟と祖母は亡くなりました。

崎村周平さん:
「弟とおばあちゃんに胸を張って生きられる報告できるような生き方をしなきゃと思って自分がやりたいことに一生懸命やろうという思いになった」

大好きな女川のためにと震災の翌年から始めたことがあります。

崎村周平さん:
「震災後、より一層思いが強くなって自分ができることって本当に少なかったのでもし絵で何か役に立てるのであればという思いもあった」