■「医療」と「ものづくり」…異なる現場の連携


この実績から、やまなし産業支援機構が成田さんと山梨賛友をマッチング。


サポーターメーカーも加わり、およそ4年かけてベルトの商品化にこぎつけたのです。


桐蔭横浜大学の教授 成田崇矢さん:
一緒にやってくださる企業がいないと、商品化はアイディアがあっても難しいと思う。ものづくりをやっている人たちはこだわりがあって、すごくおもしろかった。


山梨賛友 田村俊彦社長:
カーブを付けてへたりは吸収する形。先生の指の強さは、この凸の形状を参考につくった。色々なネットワークあるいは色々な企業と連携することで何かの役に立つということを目標にしていきたい。


機構は高い技術力を持つ県内メーカーによる「身近な医療機器」の開発が産業の活性化につながると歓迎しています。


やまなし産業支援機構 手塚伸理事長:
着実に製品化していくことがまず大事で、小さい例を積み上げていくと、すそ野がどんどん広がっていき「我々もできるのではないか」と研究開発型の製品開発をするので、そういったピラミッドを作っていきたい。


山梨賛友 田村俊彦社長:
第二弾、三弾もやりましょう。

「医療」と「ものづくり」…異なる現場の連携が健康と産業発展を支える好循環を生みだそうとしています。


「マックスベルトSJ」は独自性のある新商品を応援するサイト「Makuake」内で販売中。

価格は税込み7650円から。

※着用には専門家のアドバイスが必要で、通販購入者は動画やLINEでのフォローが受けられる。