花見の経済効果

花見の経済効果は新型コロナが流行する前の2018年は約6500億円でした。

コロナ禍を経て年々増加。2025年は物価高の影響などもあり1兆3878億円に達すると予測されています。

外国人観光客が占める割合は2025年は26.3%で、過去最高になると予測されています。

旅行業界の動き

増加している外国人観光客を取り込もうと、旅行業界にも動きがみられます。

国交省によると、外国人観光客の日本での宿泊数は平均で9.5泊。10日ほど日本に滞在していることになります。

ただ、日本の桜前線は北上していき、見ごろを迎える地域は変わっていきます。

そこで最適な場所に旅をしてもらおうと、大手旅行代理店JTBは、これまでツアー出発の20営業日前までとしていたキャンセル料の無料期間を、2025年から15営業日前までに拡大しました。

「さくらまつり」も外国人対応を強化

さらに、「福岡城さくらまつり」も今年から対応を強化しています。

案内看板には、英語表記とピクトグラムを追加。

有料エリアのチケットと三の丸広場と鴻臚館広場の飲食店は、2025年からすべてキャッシュレスにしています。

福岡市によると、舞鶴公園の桜は1週間後、4月2日ごろに見ごろを迎えると見込みです。

「福岡城さくらまつり」は4月6日まで開催されています。