桜の開花が発表された福岡では、26日から「福岡城さくらまつり」が始まりました。
コロナ禍を経て年々拡大する花見の経済効果。2025年の花見事情を取材しました。
「さくらまつり」開幕

RKB 本田奈也花 アナウンサー
「福岡市中央区の舞鶴公園です。きょう、さくらまつりが始まりました。気になるのが桜の開花状況。こちらのソメイヨシノは3分咲きだということです。いくつか花が咲いています。そして、平日のお昼間なのですが、すでに多くの花見客でにぎわっています」

福岡市では25日に桜の開花が宣言されたばかりですが、舞鶴公園では多くの人がシートを広げて花見を楽しんでいました。
花見客
「びっくりしました、急に咲いたから。ラッキーというか嬉しいですね」
花見客
「ビール、できたら1杯くらい飲んで帰りたいなと思います」
花見客
「やっぱ春が来たなと感じますね」
花見を予定している人はコロナ禍前と同水準

舞鶴公園は、ソメイヨシノやシダレザクラなど19種、あわせて約1000本の桜が咲き誇る福岡市内屈指の花見スポットです。
2025年は、復元整備され、3月17日に一般公開が始まった「潮見櫓」と桜をいっしょに楽しむことができます。

そして、三ノ丸広場などには屋台やキッチンカーがずらり。
2024年より20店舗ほど多い約90店舗が並び、様々なグルメも味わえます。

民間の調査会社のアンケートによると、2025年、花見を「予定している」「するかもしれない」と答えた人は、全体の40.1%で、コロナ禍前とほぼ同じ水準になっています。