関東甲信地方では、26日も黄砂が観測されている所があり、気象庁は屋外での衣類などへの付着や交通への影響などに注意を呼びかけています。

気象庁によりますと、26日12時現在、関東甲信地方では所々で黄砂が観測されていて、視程(水平方向で見通せる距離)が10キロメートル未満となっている所があります。

26日は引き続き黄砂が予想され、関東甲信地方の広い範囲で、視程が10キロメートル未満となる見込みです。所によっては5キロメートル未満となるおそれがあります。

[視程の実況]
26日12時現在の視程(速報値)
  埼玉県
    熊谷 6キロメートル
  東京都
    東京 7キロメートル
  神奈川県
    横浜 9キロメートル
  山梨県
    甲府 5キロメートル

屋外では所により黄砂が付着するなどの影響が予想されるほか、視程が5キロメートル未満となった場合には、交通への障害が発生するおそれがあるとして、気象庁が注意を呼び掛けています。