JR姫新線・因美線・津山線の沿線にある、岡山県北部の自治体の代表が、昨夜(17日)会合を開き、「採算が厳しい赤字路線の利用促進」などについて意見交換しました。


津山市の谷口市長の呼びかけで、オンラインや代理を含め4市5町の首長が出席し、「ローカル線存続に向けた利用促進策」のアイデアを交換しました。


JR西日本は、姫新線と因美線の一部区間について「輸送密度2000人未満の赤字路線」として発表し、存廃問題が浮上しています。


会議では「赤字だからと言って廃線にすべきではない」と、存続に向けた方向性を確認しました。


(谷口圭三 津山市長)
「同じベクトルでしっかり取り組んでいこう、ということの、おおよその確認はできたのではないか」


会では今後、正式な組織作りや、国に対して要望書の提出などを検討することにしています。