40年前に復元された島津薩摩切子。節目を記念した商品が発表されました。

繊細なデザインが目を引く島津紫の「大鉢」。

高度な技術が必要な2色のガラスを重ねた華やかなつくりのタンブラー。

島津薩摩切子の復元40年を記念したこれらの商品のテーマは「伝翔」です。

歴史を継承し、はばたかせようと次の時代を担う職人たちが中心となりデザインしました。

(島津興業薩摩ガラス工芸 中根櫻龜総支配人)
「伝統工芸は守りに入ったら最後、受け継ぐだけでは良い形で飛躍はできない」

また今年、切子復元40周年と仙巌園駅の開業が重なり、地域の盛り上がりにつながることを期待しています。

(吉永衛支配人)
「駅ができたことをうれしく思うし、磯地区を散策しながら楽しい思い出をつくってほしい、そのひとつに薩摩切子があると思っている」

今後、記念の商品が順次販売され、イベントも予定しています。