新年度を前に、福島県郡山市で25日、ひと足早く合同入社式が行われ、新入社員が社会人として一歩を踏み出しました。

合同入社式には、郡山市や須賀川市などの企業10社に採用された、大学や高校を卒業した新入社員17人が、緊張した表情で参加しました。

あいさつに立った県中小企業家同友会の香西良浩副代表理事は「皆さんの力は無限大です。自分の目標をしっかりと立てて、日々努力をしていただきたい」と激励しました。そして、新入社員の代表が決意を示しました。

新入社員代表・川崎舞さん「これからの毎日を社会人になることの誇りと自覚、そして心構えを持ち、持てる力を尽くして仕事に取り組んで参ります」

この春、県内の中小企業家同友会の加盟企業では、38社にあわせて67人が採用されています。

新入社員「他の先輩方に迷惑をかけないよう、頑張っていけるような社員になっていきたい。ゆくゆくは会社を導けるような存在になりたい」
新入社員「私は防災関係の仕事をするので、先輩たちのように知識や技術を早く身に付けて、一人前の消防設備士になれるよう頑張っていきたい」
新入社員「自分もこの地域のひとつの力になれたら、いずれは企業を立ち上げて、福島に貢献していきたいと思っている」

新入社員は、合同で研修を受けたあと、それぞれの企業で社会人としてスタートします。