鹿児島県の肝付町で16日、伝統行事・高山流鏑馬が行われました。射手を務めた中学校2年生・吉永昊志朗さんは、今年1月に亡くなった祖母への思いを胸に大役に挑みました。
高山流鏑馬は、肝付町におよそ900年前から伝わるとされる五穀豊穣や疫病退散などを祈願する神事で、県の無形民俗文化財に指定されています。新型コロナウイルスの影響で、今年も無観客での開催となりました。
奉納される四十九所神社には、長さおよそ330メートルの馬場に3つの的が設けられ、馬に乗った射手が3回駆け抜け、合わせて9本の矢を放ちます。
今年の射手を務めたのは、高山中学校2年生の吉永昊志朗さんです。昊志朗さんの祖母・繁昌ヨリ子さんは流鏑馬が大好きで、昊志朗さんと一緒に流鏑馬を見に行っていました。
しかし、ヨリ子さんは今年1月に死去。その1週間前、昊志朗さんはヨリ子さんの手を握って「射手になる」と伝えたといいます。
そして迎えた本番。昊志朗さんは、ヨリ子さんのことを思いながら矢を放ちました。
(高山中学校2年 永昊志朗さん)
「2走目が終わった時にぼくの目から涙が出てきて、天国にいる祖母を思い出して、祖母のことを思いながら走っていました。無事奉納ができたので、良かった」
昊志朗さんは、9本中、7本の矢を的中。祖母への思いを胸に、大役を果たしました。
高山流鏑馬の模様は、MBCテレビで来月3日の午後3時55分から特別番組として放送します。
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