マイナカード“期限切れ元年” 「電子証明書」が期限切れになっているかも?!
井上キャスター:
2025年はマイナカードの“期限切れ元年”ということで、期限が切れてしまうという人が出始めます。

マイナカードの有効期限は取得してから10回目の誕生日までです。(※未成年は5回目)2016年に取得していたら、今年更新が必要な人もいるということです。
さらに、マイナカードの有効期限はもう一つあります。
利用者が本人かどうか、本人が提出した資料かどうか証明するときなどに使用する「電子証明書」の有効期限はセキュリティ上の観点から5回目の誕生日までです。
「電子証明書の有効期限」は、マイナカードに記載されず「空欄」に、記入できるようになっています。
例)
有効期限:2033年9月18日まで有効
電子証明書の有効期限:「2028年9月18日」
有効期限切れになると、電子証明書として使うことができません。

電子証明書を更新しないと、▼コンビニ交付サービス、▼e-Tax(確定申告)などが利用できなくなります。
電子証明書の更新方法は、自宅に届いている「有効期限通知書」を持参し、▼役所の窓口へ、▼手数料は無料、▼即日更新できるということです。もし「通知書」を紛失していたとしても、マイナカードがあれば対応可能だということです。
また、マイナポイントキャンペーン第1弾から5年が経っているので、今年、1580万件が電子証明書の更新期限を迎えるといいます。
ホランキャスター:
今、空欄になっている人は、記載されているマイナンバーカードの有効期限から5年引いた数字を書いた方が良いですね。
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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
日本コカ・コーラ副社長やタカラトミー社長などを歴任
現在パナソニック社外取締役 アース製薬社外取締役など