鹿児島地方気象台は24日、桜の開花を発表しました。平年より2日早く、去年より5日早い開花です。

(気象台職員)「標本木で7輪咲いているのを確認。開花を発表いたします」

雨の中、鹿児島市の気象台にあるソメイヨシノの標本木では、開花発表の基準となる5輪を上回る7輪の花を職員が確認し、開花を発表しました。平年より2日早く、去年より5日早い開花です。

(鹿児島地方気象台・東島成良技官)「3月は雪が降る日もあったが、比較的暖かい日が続いて、開花に至ったのでは」

鹿児島市内は午後から晴れ間が出て、最高気温は4月下旬並みの23.7度まで上昇。標本木の花の数はまだ少ないものの、ピンク色に色づいたつぼみが多く見られました。

日本気象協会によりますと、鹿児島で桜が満開となるのは、4月1日の見込みです。

県内各地の桜の開花状況をまとめました。

この土日の暖かさで、鹿児島市の慈眼寺公園は一気に「八分咲き」、鹿屋市の吾平山陵では「一分~二分」に。鹿児島市の吉野公園などは「咲き始め」となっています。