3年ぶりの開催、泣いたら勝ちです。
17日、鳥取県米子市の神社で赤ちゃんの健やかな成長を祈る「泣き相撲」大会が開かれ、元気な泣き声が響きました。

「見合って…のこった!」
24回目となる「乳児泣き相撲」は、鳥取県米子市淀江町の日吉神社で毎年10月17日に開かれています。


新型コロナの影響で3年ぶりの開催となった今年は、生後6か月から1歳半の乳幼児、34人が参加しました。
氏子が扮した力士に高く抱え上げられ、先に泣き出した方が勝ちです。

その元気な泣き声が早く神様に届いた方が勝ち、という意味で、先に泣いた方が勝ちなのだそうです。


土俵に上がったとたんに激しく泣き始める赤ちゃんや、土俵の外で泣き出してしまう赤ちゃんも。


「え~ん!ぎゃ~!」
「東の勝ち~!」

訪れた人は
「本番でバッチリ決めてくれたので良かったです」
「思ったより泣かなくて、それはそれでいい記念になりました。元気に育ってほしいです」


3年ぶりの開催に、会場は子どもたちの泣き声と大人の笑い声に包まれていました。