トレイルランでしか味わえない絶景
今回の女川町での大会で、須賀選手が「特別」と語る景色があります。それは、自分の限界と向き合いながら走り続けた人にしか見ることのできないものでした。
須賀暁選手:
「山の中にいながらも海の景色を楽しめる。トレイルランニングのレースは山奥でやるものばかりで、山を走りながら海も横に見えるレースはなかなかない。コースの中で石投山と黒森山の山頂が開けている。なのでそこから海がどんと見える。そこから見る朝日がすごくきれい。山頂から見下ろす太平洋から上がってくる朝日は特別な感じ。自分の足でしか来られない」

女川町での大会に参加した選手:
「これ(朝日)を見るためにペース上げてきました。きれいです」
過酷なレースに挑む選手たちにとって、美しい景色とともに心の支えとなっているものがあります。